立地条件やサービス内容で選ぶ老人ホーム

老人ホームの選び方には、施設の立地場所で選ぶという方法がある。例えば、自分の自宅から近い場所を選ぶのもおすすめだ。自宅から近ければ、老人ホームで過ごしている家族の面会に行きやすい。時間に余裕がある時やどこかへ出かけるついでに寄ることもできるだろう。さらに施設にもよるが、家族が洗濯物を持ち帰って洗濯する必要のあるところもある。そのため、週に数回、施設を訪れている人もいる。自宅から老人ホームが遠いと、毎回洗濯物を持っていくことに負担を感じてしまうこともあるため、通いやすい場所を選ぶのもおすすめだ。

高齢者のリハビリを積極的に行っている老人ホームを選ぶのもよいだろう。例えば、リハビリを行うために、施設にランニングマシーンが用意されていたり、足や手などを動かす運動を毎日同じ時間帯に行ったりしている施設もある。老人ホームで過ごしていると、行動範囲が限られてしまうため、運動不足に陥り体力が落ちたり、足がパンパンに浮腫んでしまったりすることも少なくない。

施設を利用している人も中には、運動不足によって足腰が弱まり、歩行が困難になってしまう人もいるだろう。リハビリを積極的に取り入れている老人ホームであれば、健康的な身体づくりをするためのカリキュラムを導入しているところもあるので、足腰が弱ってしまうことを防ぐこともできる。そのため、施設を選ぶ際には、どのようなリハビリを行っているのか事前に確認するとよいだろう。